シュタインズ・ゲート ゼロで執念オカリンと無印岡部は2036年に統合されるの?
シュタインズ・ゲート ゼロ 22話より引用
今さらながらシュタインズ・ゲート ゼロを見たのですが、疑問が色々と湧いたので、それらについて思い出した順番に記事にしていこうと思います。ネタバレ全開です。
残念ながら調べてもわからなかったことが多々あり、自分にとっての疑問を未解決のまま「なんで?」と問いかける形式の記事になっており、読んでもあなたの問題が解決しないこと請け合いです。
知恵袋でやれ、という感じですがまあ自分のブログなので書かせてください。ご容赦をば。
前提として、僕は「シュタインズ・ゲート」「シュタインズ・ゲート ゼロ」どちらもアニメ視聴のみ、ゲームはやっておらず、小説版やCD(?)なども読んでないし聞いてません。
ゼロで描かれるβ世界線への移行にあたり無印23話が改変された「境界面上のミッシングリンク」や、ゼロのSP「結晶多形のヴァレンティヌス」、劇場版「負荷領域のデジャヴ」は視聴済みです。
執念オカリンはどうなったのか問題
ゼロを見ていちばん謎だったのが「執念オカリンはどうなったのか」ということです。
執念オカリンとは、無印23話にてムービーメールの中にいた岡部のことです。
β世界線にて、未来から来た鈴羽からシュタインズ・ゲート世界線なるものがあることを聞き、岡部は7月28日へと飛びます。が、紅莉栖救出に失敗して心が折れてしまいます。
それによって誕生したのが執念オカリンです。彼は紅莉栖を救えなかったことをずっと忘れず、彼女を救うためにタイムマシンを作り、その結果としてβ世界線上の2010年に鈴羽が現れるわけです。
ゼロ最終話では、あのムービーの撮影裏話的なシーンが登場します。
ルカ子たちがレフ版を持ち、フェイリスが撮影し、執念オカリンは厨二病的演技(はたして演技なのであろうか)をします。この人たち何やってるのかしら、と思いながらも胸が熱くなる内幕でした。
さて、執念オカリンはその後、自分がタイムマシンに乗った後にDメールを送るよう、仲間たちに指示を出して、颯爽とタイムマシンに乗り込みます。
その目的は、2011年から2010年へとタイムトラベルし、その後どこの時空間に飛ばされてしまったかわからない鈴羽とまゆりを探すことです。
ココがよくわからない。
シュタインズ・ゲートの世界ではパラレルワールドは採用されておらず、可能性世界(と言うらしい)というものはあるが、実際には常に世界はひとつのみ。
過去改変等によって世界線が移動したときは、過去も未来も含めてすべて起こる出来事が変わる、世界は再構築され生存している人物(RSを持つ岡部を除く)の記憶は書き換えられるという設定のはずです。
それなら、無印において岡部がSG世界線へと移動した瞬間に鈴羽とまゆりもSG世界線へと移動するので、わざわざ救出に向かう必要はなかったのではないでしょうか?
過去も未来も含めて再構築されるのであれば、どの時空間にいようと世界線変動の影響を受けて、「紅莉栖を救うために過去に飛んだ」という事実も含めてなかったことになり、元に戻るのではないかと疑問に思いました。
ただこれについては、SG世界線はあの時点では仮説上の世界線に過ぎず、実際に移動できるかはわからないため、次善策として彼女たちを迎えに行った、という理由があるのならわかります。
また、あの時点(2025年)では、2036年に鈴羽を過去に飛ばすことが確定しておらず、SG世界線に移動するための要件を満たしていないため、という意見もわかるにはわかります。
しかし仮にそうだとしても、新たな疑問が生まれます。いや、新たな、というか延長線上にある疑問ではなく別個の疑問かもしれませんが。
それは、SG世界線へと岡部が到達したとき、どちらの主観が優先されるのか?ということです。
最終的には2010年の岡部はSG世界線を見つけます。僕たちはそれを知っています。無印では、彼はタイムトラベル後2010年に戻り入院。
そして退院後に紅莉栖と出会い、そこから、これまでに漂流した世界線とは違う新たな体験をしていくようでした。つまり、無印では2010年からSG世界線に入り、そのときの岡部は連続性を保っています。
しかし執念オカリンは執念オカリンとして、未来に存在したわけです。岡部はリーディング・シュタイナーを持っているので、要件が満たされてSG世界線へと移動した際に、執念オカリンも移動するのだと思います。
すると、2010年までしかβ世界線を体験せず、その後は新たな物語を紡いでいく岡部と、β世界線を2025年まで体験した執念オカリンの2つの主観が混在することになってしまいます。
このとき、2人の主観はどうなってしまうのでしょうか?
それとも、「過去も未来も含めて再構築される」というのと、時系列、もしくは因果律の考え方を自分がごっちゃにしてしまっているのでしょうか?
あるいは、物語の設定自体が、パラレルワールドとアトラクタフィールド理論をごっちゃにしてしまっているのでしょうか?
自分で書いてて上手く説明できていないのがわかりますし、何言ってるのかわからなくなってきました(笑)。が、これについて調べてもよくわからなかったのでひとまず書き残しておきました。
参考になるかわかりませんが、関連する考察記事を最後に置いておきます。僕はこれらを読み、どれにも納得し、どれにも納得できませんでした。ほんとどういうことなのん?
シュタインズゲート0(23話)最終話をネタバレ感想考察解説してみる
アニメ版シュタインズゲートの24話について原作は未プレイです。… – Yahoo!知恵袋
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