個人向け国債のキャンペーン 2014年9月募集分
2014/10/10
証券会社や銀行では、個人向け国債の募集時にキャンペーンをおこなっているところがあります。内容はそれぞれで、同じ金融機関でも月ごとに内容が異なる場合があります。
ここではおもな証券会社にしぼって、2014年9月募集分(10月発行分)の個人向け国債のキャンペーン内容をまとめて紹介しています。
証券会社の個人向け国債キャンペーン一覧
キャンペーン概要
※ 2014年9月23日時点の情報です。キャンペーン内容が変更されている可能性があるので、申込み時に確認しましょう。
対面の野村證券、ネットのSBI証券と楽天証券では、買付金額50万円からキャンペーンの対象になります。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は300万円以上の買付が対象で、すこし条件がわるいです。ほかはすべて100万円からです。
ほとんどの証券会社のプレゼント内容は現金ですが、SMBCフレンド証券は三井住友カードVJAギフトカード、楽天証券はポイントです。
SMBCフレンド証券、岡三証券、いちよし証券は窓口もしくは電話でのみ注文が可能で、インターネットでの取扱いがないところが不便です。野村證券は固定3年はキャンペーン対象外なので注意しましょう。
500万円未満のプレゼント金額
買付金額500万円未満の場合、プレゼント金額はほぼ横並びですが、ネットのSBI証券と楽天証券は対面証券よりも金額が低いです。
100万円未満の購入であれば、現金1,000円がもらえる野村證券かSBI証券がオススメです。それ以上購入する場合は、すでに口座をもっている対面証券が良いと思います。
500万円以上のプレゼント金額
買付金額500万円以上の場合も、プレゼント金額はほぼ同じです。いちよし証券とネット証券2社は金額が低いので、個人向け国債のキャンペーン目的につかう口座としてはオススメできません。
岡三証券は固定5年・変動10年にかぎり、1,000万円以上の購入でプレゼント金額が10,000円増額され、またそれ以降も100万円増額ごとに1,000円増額されます。つまり、ほかの証券会社と同じ金額になります。
キャンペーン目的のときオススメの証券会社
個人向け国債はどの証券会社で購入しても、商品内容はまったく同じです。一部の対面証券では口座管理料がかかりますが、商品性はかわりませんし手数料もかかりません※。
そのため個人向け国債を購入する場合に比較するべきなのは、キャンペーン内容ということになります。
固定5年・変動10年を購入する場合には、野村證券がもっともオススメです。対面証券ではただ1社、50万円の買付からキャンペーン対象になりますし、プレゼント金額も他社とならんで最高額です。
対面証券ですが、口座管理料はもちろんかかりません。勧誘の電話やDMがわずらわしい場合にはその旨をつたえればとめてくれるので、勧誘が苦手という人にも問題はないと思います。
固定3年を購入する場合には、野村證券はキャンペーンの対象外なので、大手の大和証券やSMBC日興証券などがオススメです。
ちなみに、SMBC日興証券では9月30日(火)まで「ネットで口座開設キャンペーン」をおこなっています。インターネットによる口座開設の申込みでダイレクトコースで口座開設をして、30万円以上入金すれば現金3,000円のプレゼントがもらえます。
個人向け国債キャンペーンのプレゼント金額も他社とならんで最高額なので、100万円以上の金額を購入する場合は、9月中ならばSMBC日興証券がベストの選択です。
口座開設には最短でも5日かかるとのことなので、もし2つのキャンペーンに同時に申し込みたいという場合には、すぐに口座開設することをオススメします。
※ 個人向け国債の購入時には、基本的に手数料はかかりません。ただし、発行月の15日が休日の場合は発行日が翌営業日になるため「初回の利子の調整額」の支払いが必要です
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