休むも相場
■ かんたんな意味
年中取引ばかりしていても、儲かるとは限らない。あせって取引をしないで、ときには冷静に相場を見つめなおすことが大切である、という意味の格言です。
■ もっと詳しく
株の世界にどっぷりはまってしまうと、いつも取引していないと気が済まなくなることがあります。
特に負けがこんでしまっていると、早く取り戻さなくちゃ取り戻さなくちゃという思いから、どんどん不毛な売買を続けていってしまうこともあります。
そうやって、客観的に全体の相場が見えなくなってくると、取り返しのつかないミスや、大きな損失をまねいてしまう確率が上がってしまいます。
だから、よくわからない時や自信がないときは、あせって取引しない。ときには休んで、冷静に相場を見つめなおすことも必要です。
また、儲けられる人というのは、常に勝っているわけではなくて、ここぞというチャンスをものに出来るかどうかがポイントになります。
どんなボールでも振ってしまうのではなく、ストライクゾーンにきた球のみを打ち返せること、そのためにはボールを見極めること、それが重要です。
そのためには、冷静さをとりもどす、”休む”という行為が必要なんですね。
という長い話を集約したのが、「休むも相場」という格言です(笑)。
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