資金はいくらいるの?
「いくらいるのか?」の前に、ある有名な話をしましょう。
下の表は、すべて年10%で運用したときのものです。資金も1500万円で一緒。ただ、次のような条件がつきます。
A : 100万円を15年間投資しつづける
B : 300万円を5年間投資しつづける
C : 1500万円を最初に投資
つまり、少しづつお金を投資するか、いっきに投資するかの違いです。
そうすると、どうなるのか?
A | B | C |
100 | 300 | 1500 |
210 | 630 | 1650 |
331 | 993 | 1815 |
464 | 1392 | 1997 |
611 | 1832 | 2197 |
772 | 2015 | 2417 |
949 | 2217 | 2659 |
1144 | 2439 | 2925 |
1358 | 2683 | 3218 |
1594 | 2951 | 3540 |
1853 | 3246 | 3894 |
2138 | 3571 | 4283 |
2452 | 3928 | 4711 |
2797 | 4321 | 5182 |
3177 | 4753 | 5700 |
どうでしょう?
初期の投資額がちがうと、同じ資金でもこれくらい差がついちゃうんです。初期投資がどれだけ大切かわかっていただけたでしょうか?
つまり、最初の資金は、とにかく多ければ多いほどいいということです。
さて、それをふまえて次は「資金はどれくらいいるのか?」をお話しましょう。
100万は多いよ
理想をいえば多ければ多いほどいいのですから、数千万円も用意できればいいのですが、そんなんふつうの人にはムリです。
では、いくらあればいいのか?
ズバリ・・・・・・(ごくり)
20万円です!!!
すくなっ!!(笑)
複利の話とめちゃくちゃ落差を感じられるでしょうが、これでいいんです。
だって、そんな大きなお金用意しろっていわれても用意できないですよね。だから、これでいいんです。
すぐお金は用意できないけど、株はやりたい。だから、少しづつ勉強しながら、株の経験をつんでいくのです。いきなり大きなお金をかけても正常な判断はできません。
まあ、本当は100万円くらいがいいんですけどね。(僕はそんなにもってませんが、、、じゃあいうなよ!(笑))
勇気のでる話
「本当に20万円でいいの?」という半信半疑(全疑?)のあなたのために、すこし勇気のでるお話をしましょう。
あれは、高校三年生の冬。
センター試験で終わった、もとい、センター試験を終えたぼくは、手にバイトで貯めたお金をにぎりしめ銀行にむかいました。
そして、そのお金を証券会社の口座へと振り込みました。準備完了。「これで株ができる!」ぼくはいきごんで家路につきました。
数日後。最初に買う銘柄をきめたぼくは、ついに生まれて初めての取引をしたのでした。いやーなつかしいな~。
問題は、そのときの資金。いくらだと思いますか?
「いいですか?株をやるお金ですよ。ゲームセンターで遊ぶお金ではありませんよ。ちゃんと、投資をしようとして貯めたお金です。
ガソリンスタンドでガソリンくさくなりながら貯めたお金です。
いいですか?それだけじゃないです。今回は「バイト代」に、「お年玉」もおつけします!これはお買い得ですよ。いいですか?
まだあります。まだありますよ~。さらに今回は、これに「お小遣い」もおつけします!どうです。「お小遣い」ですよ!これは今回だけの特典です。いま、ここで見ている方だけですよ。
はい。それではお値段いきます。いいですか?いいますよ。
なんと!「バイト代」に「お年玉」、それに「お小遣い」もおつけして、セットで…
5万6000円です!!
セットで5万6000円。これはお買い得ですよ~」(ジャパネットたかた風味)
勇気をあたえました。
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