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経験命!大量に見る

株は、なにも取引することだけが経験ではありません。

多くの情報を記憶する、デイトレでいえば、たくさんの板(気配値)をみることなどが経験不足をおぎないます。

いろんな板を自分に落としこんでいけば、自然と頭が選択してくれるようになります。「とにかく大量にみる」ことが大切です。

ある程度の種類の板の動きがつかめれば、それに似た板を感じやすくなります。「お、これは上がりそうだ」とか「この買い板の上がり方は不自然だな」などとわかってきます。

情報処理のもとになるのは、「記憶」だからです。

そして、記憶を定着させるには、「とにかく大量に見る」ことです。

いろんな板をたくさん見て、それらを自分のものにしましょう。

値動きランキング

値上がり・値下がりランキングに出てくる銘柄の板を見て、「大きな上昇エネルギーのあるときの板」と「大きな下落エネルギーのあるときの板」を見ましょう。

そうすれば、勢いよく上がる板の雰囲気、勢いよく下がる板の雰囲気がつかめると思います。

また、その時々の相場によって、質が違う市場があります。たとえば、今は東証二部がいい、だとか、新興が熱い、だとかです。

こういうときは、盛り上がっている市場の銘柄とふだんの落ち着いた市場の値動きの違いなども一緒におぼえればいいでしょう。

いつでもポンポン上がるわけではないので、いろんな板をたくさん見るのが「ミソ」です。

出来高ランキング

これは、たくさんの人(株数)が集まっている板をおぼえるのに役立ちます。

値動きランキングでもある程度は「祭り」状態ですが、この出来高ランキングで上位にくるには、相当大きな商いがなければなりません。

だから、出来高がともなうと、その銘柄は大きく動くことが多いです。

というわけで、出来高ランキングも利用しましょう。

歩み値

板をみるだけじゃちょっと足りない部分があります。

それは、「どんな人が売買しているのか?」ということです。

さっきの売り板の減少は、大口の注文なのか?はたまた小口がまとまったものなのか?などの情報を板とあわせて研究しましょう。

記憶は、より情報が多いほうがおぼえやすいので、その点からも重要です。

チャートでの判断

チャート上の節目などでは、板が厚くなることが多いです。

そこでは、高地(高値)で待ってた人や、そこを突破しようとする人がぶつかるのです。かなり白熱した戦いが見られることでしょう(笑)。

買い方と売り方がどうやって売買して、どこらへんで(どの注文がきっかけで)均衡がやぶれたのか、どこらへんで撤退したのか、ということをポイントに見るといいと思います。

均衡がやぶれたときは、どっちかに大きく動くことがおおいので、そのポイントをつかめれば儲けですね。

これはかなり大切ですよ~。

慣れるのもいいが、考えるのも

やっぱり、タダ見るよりは、思考しながら見るほうがいいでしょう。

全然わからなくても、「あれは見せ板かな?」とか予想することはできると思うので、とにかくいろいろ考えてみましょう。

自分の予想があたると、モチベーション上がりますしね。

というわけで、「とにかく大量に見て」、板をあなたに植え付けちゃいましょう!

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