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2004年06月27日

長崎の事件について

長崎の事件についてというより、それに対するマスメディア等の対応についてですが。

どこかの新聞でインターネット自体を批判する記事があり、
またそれに対するインターネットを有益だとする意見もあります。

僕は、インターネットは確かにこれからの時代、無くてはならない
ものだし、若い世代が積極的に取り入れていくというのも
反対じゃありません。

しかし、僕ら大人でさえ、匿名による無責任な掲示板への書き込み、
他人への誹謗・中傷等があるなか、まだ人格の形成がなされていない
子供達を野放し、というか放任してその教育を怠るとひどいことになる
と思います。

きちんとした人格、というか意識の持ち方が出来なくなるのでは
ないでしょうか。

それに、悪い見本が充満しているところに子供が入り込み、
それをしてもいいものだと思い込んでしまうという悪循環も生まれます。

正直、これだけ教育制度の未発達な日本で、インターネットにおける
教育がきちんと行われるとは思えません。もし行えたとしても
それが子供達に届くには、ネット上のひどい見本を駆逐してからでは
ないと無意味になるとも思います。

現実社会でさえそれが出来ていないのに、ネット上ではどんなに
ひどいことになるんじゃないかと危惧しています。

すべての犯罪を無くすなんてかなり無茶な話ですが、
それくらいの意気込みでないとネット上に氾濫する様々な害悪から
子供を守れないし、結局また犯罪の裾野を広げることになると
思います。

別に長崎の事件があったからこんなことを言うわけではありませんが、
最近の世の中を見ていて思うことがあります。

人類は破滅に向かってるのかもしれません。

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投稿者 hikaru : 2004年06月27日 00:00

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